山中城(やまなかじょう)

山中城の概要・歴史・構造等

名称 山中城
別名 なし
所在 静岡県三島市
築城年代 永禄年間
築城者 北条氏康
遺構 曲輪、土塁、空堀、障子堀
スタンプ設置場所 山中城後売店
関連HP 三島市観光Web 山中城跡公園

山中城(やまなかじょう)は、百名城40番に指定されていて静岡県三島市にあります。

後北条氏三代目当主である北条氏康が、本拠地小田原城の西を守る防衛拠点として東海道を遮るように永禄年間(1560年代)に築城を開始しました。
豊臣秀吉の小田原征伐時に攻撃されて未完成のまま落城し、廃城となっています。

北条氏が真田氏の名胡桃城を奪取したことがきっかけで始まる豊臣秀吉の小田原征伐では、北方は上野の松井田城、西方は伊豆の山中城で戦端が開かれました。

山中城の攻防戦は、豊臣方6万に対して山中城に籠もる北条方はわずか3千で迎え撃ち多勢に無勢でわずか半日で山中城は落城しています。

山中城は、豊臣秀吉の小田原征伐に備えて防衛力を強化したため北条氏最後期の築城技術の粋を集めている城郭となっています。

・岱崎出丸(だいさきでまる)

山中城の最西端にある曲輪で豊臣勢の攻撃で真っ先に攻撃を受けたとされます。
副将の間宮康俊が守将として激闘をくり広げ守備兵が全員討ち死にしたと伝えられています。

・西ノ丸

二ノ丸西側にある曲輪で、櫓台や物見台などの遺構や障子堀も良く残っていて山中城でも最も見どころのあるポイントです。
三の丸から二の丸・本丸と王道パターンで進んでしまい西ノ丸をスルーしてしまう可能性があります。二ノ丸から本丸に行く前に左側にある西ノ丸を堪能してから本丸に向かってください。

山中城のスタンプ設置場所

山中城の百名城スタンプの設置場所は、国道1号線沿いにある山中城跡売店前にあります。お店の外にスタンプ台が設置されているので売店の営業時間に関係なくスタンプを押すことができます。

山中城跡売店の営業時間は10時から16時までです。
うどんやそば、名物の寒ざらし団子が提供されています。トイレもあるので山中城に登城するなら必ずお世話になる施設です。

山中城へのアクセス・駐車場

山中城への公共交通機関でのアクセスは、東海バスが運行している三島駅 ー 元箱根港間のバス便で山中城跡バス停が最寄りです。

駐車場は、山中城跡売店付近に数台分あります。
売店から南西に100mほど場所に20台分ほどの無料駐車場があります。




百名城の一覧ページはこちら



PR



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする