名称 | 小峰城 | |
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別名 | 白河小峰城 | |
所在 | 福島県白河市 | |
築城年代 | 興国元年(1340年) | |
築城者 | 結城親朝、丹羽長重 | |
遺構 | 石垣・土塁・水堀・三重櫓 | |
スタンプ設置場所 | 三重櫓内、二の丸茶屋、小峰城歴史館 | |
関連HP | 白河市文化財紹介ページ |
小峰城は、百名城13番に指定されていて福島県白河市にあります。
北側を阿武隈川、南側を谷津田川が流れる小峰が丘と呼ばれる丘陵に築かれた、総石垣造りの平山城です。
1340年に白川結城氏の結城親朝が築城し、当時は本丸と東側にあった三の丸北側の丘陵部に渡る東西に長細い城域でした。
白川結城氏が小田原征伐に参陣しなかったために、豊臣秀吉の奥州仕置で改易にされました。
その後は、蒲生氏・上杉氏の支配地域となり、寛永四年(1627年)に丹羽長重が10万石で移封された際に、城郭を大改修しました。
丹羽長重を継いで藩主となった丹羽光重は、二本松藩に転封となり、その後は親藩・譜代大名が城主となりました。
戊辰戦争では、小峰城は奥羽越列藩同盟軍と新政府軍との間で激しい攻防の舞台となり、櫓や門などの建築物の大半が焼失して落城しています。
現在は、城山公園と整備され本丸に三重櫓や前御門が復元されており、本丸と二の丸の一部が公園の敷地となっています。
・三重櫓
本丸の北東隅に建っている三層三階の櫓で、小峰城内で最も規模の大きい櫓で高さは約13mです。
天守閣に相当する建築物で、小峰城の象徴となっていたようです。
この三重櫓は、1868年に起こった白河口の戦いで焼失しています。
現在の三重櫓は、1991年に復元されたもので、復元天守は鉄筋コンクリート造りが多い中で、数少ない木造復元の櫓です。
・前御門(まえごもん)
三重櫓の南にある本丸と竹之丸の間の門です。
1994年に当時の資料に基づいて復元されています。
・水濠
駅から城跡公園に入ると少し気付きにくいのですが、本丸の西側から北側にかけて立派な水堀が残っています。
水濠の幅は20m以上あり、壮観なので是非忘れずに見て下さい。
・小峰城三重櫓内
開館時間:9:30~17:00(4月~10月)、9:30~16:00(11月~3月)
・小峰城歴史館
開館時間:9:00~16:30(入館は16時までです)
ここは、基本手に月曜日が休館日となっています。
他にも休館日があるので詳しくは小峰城歴史館の公式ホームページを確認ください。
・二の丸茶屋(城山公園内)
営業時間は、9:30~17:00で水曜日が定休日です。
ガイドブックや日本城郭協会のホームページなどに白河観光物産協会にも設置してあると記載がありますが、現地を探してみましたが発見できませんでした。
小峰城への、アクセスは城山公園がJR白河駅の北口に接するような位置にあるため電車で行くにはすごく便利です。
駅近ではありますが、駐車場もしっかりと完備していますので車行くのも問題ありません。
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