名古屋城(なごやじょう、別名:金鯱城)

名古屋城の概要・歴史・構造等

名称 名古屋城
別名 金鯱城
所在 愛知県名古屋市
築城年代 慶長十四年(1609年)
築城者 徳川家康
遺構 櫓・門・石垣・堀・土塀
スタンプ設置場所 正門改札所、東門改札所、総合案内所
関連HP 名古屋市公式サイト

名古屋城は、百名城44番に指定されていて愛知県名古屋市にあります。

16世紀前半に今川義元の父親である今川氏親が築いた那古野城が名古屋城の二の丸付近にあったとされていて、那古野城は織田信長の生誕地とも言われています(愛知県愛西市にあった勝幡城が織田信長の生誕地であるという説が最有力です)。
那古野城は、16世紀中頃に廃城となっていました。

江戸幕府成立後に、徳川家康は名古屋城を天下普請で築城して、尾張の中心地を清須から名古屋城周辺に移転しました。

名古屋城は徳川御三家の筆頭である尾張徳川家の居城として、幕末まで尾張藩の政治・経済の中心地として発展しました。

明治政府が決定した廃城令がありましたが、山形有朋の意向で名古屋城は保存され天守・櫓・土塀などは破却されませんでした。
しかし、1945年5月14日の名古屋大空襲で天守・本丸御殿などが焼失しています。

・遺構、構造

本丸・二の丸・御深井丸・西の丸と本丸の北側・西側の水堀は現存しています。
三の丸は石垣や土塁・空堀が残っていますが、曲輪部分は開発されて市街地となっています。

・正門

本丸西南にある櫓門で、ここも昭和20年の名古屋大空襲時に焼失し、昭和34年の天守再建時にコンクリート造りで外見的に復元されています。
正門に隣接している入場券販売所には、百名城スタンプが設置されています。

・天守

名古屋大空襲で焼失しましたが、昭和34年に鉄筋コンクリート造りで再建されました。
2016年から耐震性能に問題があることを理由にして、入場禁止になっています。

河村名古屋市長が、天守の木造復元を目指して行動しています。

・本丸御殿

戦災により焼失しましたが、江戸時代の図面などから正確に復元工事を行い再建されています。

豪華絢爛な内装も再現されていて、建物内部も見学可能です。

・西南隅櫓

名古屋城築城時に建造されて現存しています。
重要文化財に指定されています。

名古屋城のスタンプ設置場所・アクセス・駐車場

名古屋城の百名城スタンプ設置場所は、正門改札所・東門改札所・総合案内所の三か所です。

名古屋城へのアクセスは、地下鉄名城線の名古屋城駅が最寄り駅です。
名古屋駅から名古屋の観光名所を巡るバスが運行されていて、正門前にバス停があります。

正門前には駐車場もあり、駐車料金は30分180円です。

百名城の一覧ページはこちら

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